【和菓子 お取り寄せ】お中元に和菓子を贈るときに忘れずに確認したいこと

日持ち

和菓子を選ぶときは日持ちを確認することが大切です。

種類によって日持ちの期間は異なり、一般的に以下が目安となります。

• 【生菓子】1〜3日程度
• 【半生菓子】1週間程度
• 【干菓子】1〜3ヶ月程度

そのため、相手のスケジュールを考慮したうえで贈ることがポイントといえます。

例えば、贈る相手が長期不在の場合や、すぐに召し上がる予定がない場合は日持ちが長く、常温保存できる和菓子を選ぶのがおすすめです。

相場の事前確認

お中元の相場は3,000〜5,000円が一般的です。ただし、贈る相手によって金額に差が生じるケースもあります。

例えば、家族や親戚に贈る場合は4,000〜5,000円が目安です。職場や取引先は4,000〜5,000円以上、人数が多い場合は10,000円程度を想定して選ぶとよいでしょう。友人や近所の方には3,000円程度で、気軽に受け取れるものを選ぶのがおすすめです。

お中元の金額に関しては考慮したいポイントがいくつかあります。まず、高額すぎる贈り物は双方の負担になることが考えられるため、避けるようにしましょう。

また、お中元は毎年の習慣ですので、年ごとに金額の大幅な増減は好ましくありません。同額程度の品物を贈れるよう、負担にならない範囲で金額を設定することがコツです。

のしの書き方

お中元をはじめ、贈答品にはのし紙をつけるのが一般的です。表書きや名入れが必要ですが、書き方がよくわからないというケースも少なくありません。

こちらでは、のしの書き方について解説いたします。

・書体と色

表書きと名入れには通常、毛筆を使用します。最近は筆ペンやサインペンなども使用しますが、万年筆やボールペンは避けましょう。書体は楷書で、文字の色は黒です。ただし、地域によって異なる場合がありますので、確認しておくと安心です。

・表書きの内容

贈る期間により、表書きの内容は異なります。例えば、東北・関東のお中元の期間は6月下旬〜7月15日までが一般的です。この期間内に贈る場合は「お中元」と記入します。7月15日以降〜立秋までに贈る際は「暑中お伺い」または「暑中御見舞」、立秋以降は「残暑お伺い」または「残暑御見舞」と書きます。

・喪中の場合

先方が喪中の場合、配慮が必要です。品物やメッセージは慰めの意味を込めて選び、忌明け後に贈ります。また、地域によって習慣が異なりますので、注意してください。

のしの書き方には細かなルール・マナーが存在します。相手との関係性・時期・地域などを考慮して、適切に書くことが大切です。

和菓子は季節感を大切にして作られています。相手に季節を感じてもらうことで、ギフトがより特別なものになります。日頃お世話になっている方に和菓子ギフトをお中元・お歳暮に贈るなら、お取り寄せが便利です。オンラインショップを利用することで、忙しくて店舗まで足を運べないときや遠方に住んでいるときなども気軽に注文できます。