信玄餅の通販なら金精軒がおすすめ！信玄餅に使用されるきな粉について解説

きな粉の歴史

きな粉は大豆を焙煎して粉状にしたもので、和菓子に欠かせない食材です。

きな粉の原料である大豆は、弥生時代に中国から伝来したといわれています。大豆は栄養価が高く、保存性も良いため、重要な食料として利用されてきました。大豆を粉にする方法は奈良時代初期に生まれたと考えられており、これがきな粉の原型とされます。

平安時代になると、大豆粉の製法がさらに発展し、「黄粉」という言葉が登場します。大豆を焙煎して粉にしたもので、現代のきな粉に近いものです。江戸時代には団子屋や餅屋で黄粉を使った商品が販売され始め、黄粉は「きなこ」と呼ばれるようになりました。

きな粉は古くから日本人に愛され、日本の食文化にとって欠かせない存在となっていきます。

きな粉の製法

きな粉の作り方は非常にシンプルです。一般的な製法についてご紹介いたします。

1. 大豆を回転式焙煎機に入れて、220℃で約30秒間焙煎します。このとき、大豆の皮がはがれ落ちます。
2. 焙煎した大豆を冷却機で冷やします。
3. 冷却した大豆を粉砕機で粉にします。粉の粗さは製品によって調整します。

このようにしてできたきな粉は、焙煎の時間や温度によって色や香りが変わります。

例えば、焙煎が浅いと白っぽい色になり、焙煎が深いと茶色くなるといった具合です。また、焙煎が深いほど香りも強くなり、焙煎により大豆の臭みが消えて香ばしい風味が出ます。

きな粉の製法はシンプルですが、そのシンプルさが奥深い味わいを生み出すのです。

金精軒の信玄餅は自家焙煎・製粉のきな粉がセット！

きな粉の歴史やこだわりについて知ると、より一層美味しく感じられます。

金精軒の信玄餅は毎日自家焙煎・製粉したきな粉を使用した一品です。県産の大豆を使用しており、黒糖のコクが活きる黒蜜と甘さがマッチします。大豆を丁寧に焙煎し、石臼で挽いているため、香ばしく風味豊かなきな粉に仕上がっています。

個包装で販売しており、お餅・きな粉・黒蜜の風味や食感、ふわふわとした柔らかさをお楽しみいただけます。風呂敷包みを開けると、お餅・きな粉・黒蜜が入った小さな容器が現れます。それぞれ好みの量を調整して食べることが可能です。お餅は柔らかくもちもちしており、噛めば噛むほどに味わい深さを感じられます。きな粉と黒蜜をたっぷりかけると、甘さと香ばしさが口いっぱいに広がります。

金精軒の信玄餅は通販でご購入いただけます。賞味期限は10日程度ですので、お早めに召し上がってください。